ニキビ跡の大敵となるのは「角質肥厚」です。
■お肌が硬くなる角質肥厚とは?
ニキビ跡が長く残るお肌は、たいてい硬くなってしまっています。
古い角質が表面にたまってお肌が乾燥し、
硬くなることを「角質肥厚」といいます。
毛穴がふさがれることで雑菌が繁殖しやすいことから、
ニキビが悪化しやすい状態となるのです。
またターンオーバーもうまくいかなくなり、
1度できたニキビが修復されずに長く残ってしまいます。
角質肥厚を起こしているお肌を柔らかくするためには、
ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿効果の高い成分を
たっぷり含んだ化粧品で、日常的に保湿をすることが
第一です。
角質肥厚を起こす原因としては、
普段の生活で何気なくおこなっているさまざまな行動も
考えられます。
1.洗顔のしすぎ、洗浄力の強い洗顔料の使用
毎日おこなう洗顔は、お肌に大きな影響を与えます。
特に洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料を頻繁に使ったり、
ゴシゴシとこすって洗う習慣のある人は危険です。
角質層を必要以上に剥ぎ取ることで、
肌が防御のために角質肥厚を起こします。
洗浄力の強い洗顔料は、落ちにくいメイクをした日だけ使うようにし、
普段はマイルドなクリームタイプのものなどを使用しましょう。
洗う際も泡でふんわりと洗い上げるようにします。
また朝の洗顔は、素洗いで十分でしょう。