ニキビ自体は治ったけれど、ニキビ跡に赤みが残ってしまった…。
特に顔の場合、誰もが悩んでしまうものですね。
なぜ赤く残ってしまうのでしょうか?
原因は2つあります。
1つは内部に炎症が残っている場合、
もう1つは炎症によって周囲の皮膚組織にうっ血がある場合です。
通常は、お肌のターンオーバーによって徐々に薄くなっていくのですが、
ターンオーバーがうまくいかないと、そのまま残ってしまうことがあります。
■インナードライに要注意!
ターンオーバーの乱れが起きやすいお肌に「インナードライ」があります。
これは言葉どおり、肌の内側が乾燥している状態なのですが、
表面には皮脂が分泌されていたりと、
見た目では分からないことも多いのです。
インナードライを起こしているお肌では、
ニキビ跡の赤みが残りやすい傾向があります。
必要な皮脂は残しながら、汚れだけをしっかり落とせる
マイルドな洗顔料や、浸透の良い化粧水を使い続けることで、
少しずつ改善されていくでしょう。
■生活の中で気をつけたいこと
ニキビ跡の赤みを消すには、
お肌への刺激をなるべく避けることも大切です。
たとえば顔を洗いすぎる、シートタイプのメイク落としを使っている、
化粧水をつける時にパッティングしすぎる、メイク時にスポンジでこする…
これらの行動はすべてNGと心得ましょう。
赤みがある場合は、とにかく余計な刺激を与えず、
優しくケアするのが一番です。
また、普段の生活においても、気をつけたいことがあります。
寝具を清潔にするのは非常に大切。
お肌に触れるシーツや枕は、こまめに洗濯しましょう。
また食生活も、ビタミンを含む野菜や果物をたっぷりとり、
睡眠時間も十分に確保することが、お肌の新陳代謝を高めます。
お肌を清潔に保ち、ターンオーバーをうながす生活を心がけ、
刺激を与えず、インナードライを改善する。
これらを徹底することで、赤みはかなり消えるでしょう。